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痴漢の常習者が語る「職場と家族に申し訳ない」。で、被害者には......?
「ちょっとくらい触っても減るもんじゃない」。歪んだ捉え方はどこからきているのか。
性犯罪の加害者がよく言う、こんな言葉があるという。
「ちょっとくらい触ったからって、減るもんじゃない」
その言葉の背景には、殺人や強盗に比べたら性犯罪なんてたいしたことではない、と加害行為を過小評価し、被害者を「モノ化」する身勝手さがある。
12年前に日本で初めて性犯罪加害者に向けた再犯防止プログラムを立ち上げた斉藤章佳さん(精神保健福祉士 / 社会福祉士)は延べ1000人以上と向き合い、歪んだ捉え方をする加害者の治療に取り組んできた。
加害行為をやめ、回復したと言えるまでには、継続して来院する人でも最低3~5年はかかるという。加害者臨床を続けることにどんな意味があるのか。BuzzFeed Newsは斉藤さんに話を聞いた。