富山テレビ
2022年11月15日 火曜 午後8:05
富山大学は、食事の前に食べ物の匂いをかぐことで、脂質の消費が促進され、糖尿病の予防効果が高まるとする研究結果を発表しました。
富山大学などによる共同研究で明らかになったもので、空腹状態のマウスにエサをやる際、一定時間その匂いを嗅がせてから与えた場合、何もしない場合に比べ、血糖値の上昇をより抑えられる事がわかったということです。
またこの研究では、糖尿病の薬として知られるインスリンへの抵抗性が下がり、糖の代謝が改善する事も明らかになり、富山大学では、嗅覚を刺激することで、糖尿病を予防する効果が得られるとしています。
*富山大学 笹岡利安教授「嗅覚と脳の嗅覚中枢を結ぶ部分を何らかの形で刺激をするような薬剤や芳香が見つかれば、創薬ができると考えている」
富山大学では、この研究結果を踏まえ、今後ヒトへの応用や、嗅覚の刺激を利用した薬の開発にもつなげたいとしています。
https://www.fnn.jp/articles/-/445506
2022年11月15日 火曜 午後8:05
富山大学は、食事の前に食べ物の匂いをかぐことで、脂質の消費が促進され、糖尿病の予防効果が高まるとする研究結果を発表しました。
富山大学などによる共同研究で明らかになったもので、空腹状態のマウスにエサをやる際、一定時間その匂いを嗅がせてから与えた場合、何もしない場合に比べ、血糖値の上昇をより抑えられる事がわかったということです。
またこの研究では、糖尿病の薬として知られるインスリンへの抵抗性が下がり、糖の代謝が改善する事も明らかになり、富山大学では、嗅覚を刺激することで、糖尿病を予防する効果が得られるとしています。
*富山大学 笹岡利安教授「嗅覚と脳の嗅覚中枢を結ぶ部分を何らかの形で刺激をするような薬剤や芳香が見つかれば、創薬ができると考えている」
富山大学では、この研究結果を踏まえ、今後ヒトへの応用や、嗅覚の刺激を利用した薬の開発にもつなげたいとしています。
https://www.fnn.jp/articles/-/445506