
12日夜、大阪の富田林警察署で強盗傷害などの疑いで逮捕・起訴されていた30歳の男が留置場
から逃走しました。警察は顔写真を公開して行方を捜査しています。
警察によりますと、逃走したのは、強盗傷害や窃盗などの罪で起訴され、今月8日に性的暴行
未遂などの疑いで再逮捕されていた樋田淳也容疑者(30)です。
樋田容疑者は、12日午後7時半ごろから留置場内にある面会室で弁護士と接見していましたが、
午後9時45分ごろに署員が確認に行ったところ、いなくなっていました。
接見していた弁護士からは詳しい状況が聞き取れておらず、目撃した署員もいないため、いつ、
どのように、逃走したのかは、わかっていないとしています。
弁護士との接見には、原則、時間の制限はなく、接見中は警察官は立ち会わないということです。
逃走した樋田容疑者は身長が1メートル63センチと小柄で、逃走した際は黒のジャージにグレー
のスウェットパンツ姿だったということです。
警察は顔写真を公開し逃走の疑いで行方を捜査しています。
富田林警察署は「逃走した容疑者の確保に向け捜査を尽くす」とコメントする一方、住民に対し
注意を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180812/k10011574711000.html