橋田壽賀子氏、倉田真由美氏らの#MeToo運動への意見
「ネットで一方的に告発し、世界中に発信するのは、とても危険だと思います。痴漢ですら冤罪の場合があるんですから、セクハラに関してはかなり冤罪の可能性が含まれているのではないでしょうか。
そもそも人によってセクハラやパワハラの受け止め方は違います。そんな曖昧なケースでも、“加害者”と名指しされた人は社会的に大きな制裁を受け、それがネット上で半永久的に残ってしまうんです」
さらに#MeTooで散見される「10年、20年前にこんなことがあった」という“過去の告発”に対しても倉田さんは否定的な考えだ。
「嫌な思いをしているならリアルタイムで言うべき。何年もしてから“あの時、傷ついたんです”と言われても、言われた方が困るでしょうし、どれだけ信憑性があるのかという話になってしまう」
「ただの復讐」MeToo告発に批判が殺到 問われる告発者の責任
一躍ムーブメントとなったMeToo運動。ビジネスや政治などさまざまな業界、または民間でも様々な女性が「私もセクハラを受けた、性的暴行を受けた」と告発してきた。
しかしそんな中でMeTooが「魔女狩り」になっているのではないかと危惧する声も聞かれるようになった。
そんな折、ウェブサイト “Babe.net” が、米コメディアンのアジズ・アンサリ氏とデートし、「性的暴行を受けた」と言う匿名女性の体験を掲載して注目を浴びた。
女性はアンサリ氏とパーティーで出会った後、デートに誘われて出かけた。その後2人は彼の自宅に行き性的行為におよんだという。
その際、アンサリ氏の押しが強かったことから、女性は「不快感」を感じ気分を害したようで「態度で示した」「不快感をつぶやいた」と言うが、明確に「NO」とアンサリ氏に伝えたわけではなかった。
女性はその後、アンサリ氏と性的行為におよんだことを後悔し、この体験に「性的暴行」というラベルを貼ってメディアで告発したという経緯である。
この体験談を読む限り、女性は自分が軽い扱いを受けたことにショックを受け、関係がロマンスに発展するように見えなくなったことで一気に興ざめしたようだ。
そしてアンサリ氏の押しの強い欲望に不快感を感じて精神的に葛藤したように思われる。
また、女性の言い方は「言葉ではなく態度で示した」「口の中で呟いた」「不快感を感じた」「体を離した」など、どれも相手に明確に伝わっておらず、自分の気持ちをくみ取ってくれなかった相手に対し怒りを感じている様子がみられる。
男性の部屋に付いて行って裸になり、「NO」と言わず、心の中では不快感を感じたが嫌々付き合っている……というシナリオで「性的暴行」と呼ぶことは出来ないだろう。
記事公開後、案の定、人々からの批判が始まった。
CNNニュースアンカー、アシュリー・バンフィールド氏は、この匿名女性に対し、「 “思うようにいかなかったデート” の体験をメディアに公表するのは最低だ。あなたはアンサリ氏を公的に追及して彼のキャリアを終わらせようとしているのか」と番組中で厳しく発言。
またアトランティック誌のケイトリン・フラナガン氏は「これは、(アンサリ氏から)愛情や優しさ、注目を受けることに失敗した女性と、(記事を書いた)ライターによる3,000字のリベンジポルノだ」と指摘した。
この女性にとって、アンサリ氏との「思うように進まなかったデート」は自尊心を傷つけられ、後悔する出来事であったことだろう。
しかしだからといって、このような体験が「性的暴行」に当てはまるということにはならない。女性の体験を読む限り、少なくとも後悔すべきことの半分は彼女自身の責任であるはずだ。
多くの人々にとって、アンサリ氏を追及するこの女性の体験記はMeTooムーブメントへの警鐘となったことだろう。
アンサリ氏の名誉とキャリアはこの女性の告発により大きく傷つけられた。このような状況では告発した側に大きな責任がのしかかることを、私たちは心に留めておかなければならない。
事件が起きたのは2008年。
当時65歳だった男性が少女を強姦したという、少女本人の証言によって逮捕、起訴されたことに始まります。
男性は一貫して容疑を否認したものの、少女やその兄の証言が決め手となり、2011年に最高裁で懲役12年の実刑判決が確定しました。
ところが男性が服役している時に、少女が「証言はウソだった」と告白、兄も証言が虚偽だったことを認めたのです。
少女が受診していた医療機関に、性的被害の痕跡がなかったカルテが存在することも判明。
冤罪が明白となり男性は釈放されました。とはいえ、実に6年間も不当に身柄を拘束されていたことになります。
検察はなぜこんなミスを犯してしまったのか?
大阪地裁の判決文にある、「弱冠14歳の少女がありもしない強姦被害等をでっち上げて男性を告訴すること自体非常に考えにくい」とはなから思い込み、証言を鵜呑みにしていたからだと言うほかありません。
取り調べを担当した女性検察官は、被害証言の矛盾を訴える男性に対して「絶対許さない」と一切取り合わなかったそうです。
少女の証言を疑おうとすらしなかった時点で、この検察官はプロ失格であるといわざるを得ません。
その検察官に輪をかけてプロ失格なのが、この事件を裁いた裁判官でしょう。
裁判官は検察と同様、少女の虚偽の証言に基づく検察の描いた事件のストーリーをまったく疑うことなく、有罪判決を下してしまった。
そもそもこの裁判官の「14歳の少女がウソをつくとは考えにくい」という、人間に対する理解の仕方からして、首をかしげざるを得ません。
人間はいかに簡単にウソをつき、つじつまを合わせるためにさらにウソを重ねるものであるか。そして、子どもの頃は特にそうであること。
人間を裁く裁判官たる者が、そんな当たり前のことを忘れてしまったのでしょうか。
人間はウソをつく、一方の証言のみを鵜呑みにせず被害の証拠を確定させる、というごく基本的な思考をたどってさえいれば、この冤罪は回避できたと思います。
塚原本部長が宮川選手が会見で告発した内容を「なぜあんな嘘を言うのかわからない」と報道陣に語ったことでバッシングを受け、具志堅副会長は「18歳の少女がウソをつくとは思わない。どこまで本当かウソかなんて、私からは言えない」と見解を述べた。
「18歳の少女」というただそれだけの理由で、全ての言い分を無条件に受け入れたわけだ。
宮川選手の告発には冷静に判断しなければいけない問題がある。
テレビのワイドショーでは「宮川選手がかわいそう」という論調で連日報道されるが、ネット上の意見は「宮川擁護」の一辺倒ではなく冷静な意見が多い。
そもそも、「塚原夫妻=悪」という一元的な見方は危険をはらむ。
宮川選手は会見で「五輪に出られなくなるわよ」とパワハラを受けたと主張したが、塚原本部長は反論。
「グラスゴー以来、実際に結果を残していない。だんだん成績が落ちてきているでしょう。このような成績や現状が続けば五輪に出られなくなってしまうわよ」と伝えたことを主張した。
これらは現実として冷静に見極める必要がある。
第三者委員会の調査は、客観性を欠いた世間の声を「忖度」する必要はない。
Tvに出ている以上本人通しの問題ではないはな このスレッドの内容そのものだよ